不定期連載生体レビュー

今日のメインディッシュ:グッピー

南米トリニダート島原産の卵胎生メダカの一種。
この名前はロバート・ジョン・レクメア・グッピーとかいう発見者の長い名前に由来するらしい。
この人は実在したのは確かなのだがシーボルトがいた時代に生きていた人なので
詳細は諸説あって、トリニダート島の牧師だとか、はたまたイギリス在住で
耳の不自由な画家だとか、とにかく生物学専門の人ではない事は確かだ。
後者の場合恋人との切ない物語が付随するのが大半であるが真偽は定かではない。


さて、魚の方に話を戻すとする。語り出すとキリがないんだし。
この魚は今では数え切れないほどの品種があり、ワイルドグッピーと言われる原種を見るのはまれである。
また「グッピーに始まりグッピーに終わる*1」とまで言われるほどメジャーな魚で、飼育も繁殖も非常に容易である。
また品種改良が非常に簡単であり、グッピーのみを飼育するマニアも多い。


飼育に関して言うならば雌雄を分ける事を忘れると嫌になる程増えるので
注意が必要。狙わずとも繁殖が可能だが明るい家族計画を忘れずに。
餌は市販のフレークフード等がベスト。アカムシもよく食べる。
混泳するならば神経質な種は避けること。グッピーは常に狂ったように泳ぎ回る。

*1:レクメア・グッピーさんもいい迷惑だな、ここまでくると