そうそう、ノーパソのフォルダの中から川井草のボス3姉妹の妄想設定が出てきたんだけど。
正男を丸4年ぶりに弄ることになってるので、川井草はよく参考がてら遊んでますよー。
折角だから、ドドンガーを投下してみる事に。こんなモン貰って青虫サンが嬉しいかどうかはさておき…
82式多連装曲射砲搭載指令級装甲戦闘車両「ドドンガー」

川井草捕獲部隊の誇る大型兵器の一つ。
形式番号から分かる通り、開発自体は1982年には開始されていた。
基本的にはマルチプルディスペンサー搭載の重戦車で間違いない。
だが足回りは原則としてトップレベルの軍事機密である。
川井草の手により撃破され横転したドドンガーを撮影した写真が一枚残っているが
足回りはペンで完全に塗りつぶされ、軍司令部のものと思われる「不許可」の印が捺されている。
これを撮影したのはフリーのジャーナリストと伝えられているが、彼(もしくは彼女)もまた
この写真に写った足回りと同じく、軍から派遣されたスパイにより文字通り消されたという。

本機に搭載されたマルチプルディスペンサー、MDSP-23は文字通り
「何でも発射できる」万能兵器である。当初は専用に設計された数種類の砲弾と
当初から本機の補助ユニットとして開発された「ジャンパー」くらいのものだったが
バージョンを重ねるにつれて徐々に発射可能な兵器の種類が増え、今では
文字通り何でも発射、というわけである。「キッチン以外に発射できないものはない」とまで
言われるほどの万能ぶりで、中東で勃発した紛争に本機が派遣されたときは
実際にキッチンシンク一式を敵軍の前線基地に向けて発射した。*1また
対川井草戦でも信管を取り付けた特注の便器を発射したという記録が残っている。

因みに、本機ドドンガー(補佐ユニットのジャンパーもだが)の色といえば大概の人は
「赤」と答えるだろう。別にこの目立つ塗装は三倍速のエース専用機ではなく
錆止めのプライマー塗装そのものの色である。部品が量産されて組みあがるまでの速度が
異様に早い量産機っぷりを遺憾なく発揮していたが為、迷彩塗装を施す暇がなかったのだ。
それでも初期に生産された数十機は単色迷彩で塗装されており、それ以降も
本機を手にした兵士が自らペンキで塗装した例もあった。

[スペック]
最高速度:80km/h
定員:2名(運転手、砲手)
武装:マルチプルディスペンサーx3、M61機銃x2(C型以降のみ)
[バリエーション]
A型:基本型。この頃は定員が3名だった
 Ar型:rはrefineのr。A型を近代改修したC型相当のモデル
B型:A型の装甲を強化したタイプ。ゲームに登場するのはこの機体
 Bf型:B型ベースの火焔放射戦車。斜面で燃料タンクに引火する欠陥があり、初投入で何もできぬまま全滅
 Bea型:B型の装甲を極限まで厚くした改造車。
「ベルゲドドンガー」:回収車両。現地改造の為個体によって仕様がまちまち
C型:B型をさらに改修し、メインジェネレータの出力を引き上げたモデル
 Cc型:指揮戦車。砲塔は木製のダミーで、代わりに内部スペースの大半を通信機器が占めている
 Ce型:ECM仕様。Cc型の姉妹機と言っていい程だが、こちらはジャミング装置を装備
 「フランクスペシャル」:外国人部隊の自称トップガン、フランク・Y・ストレンジマン専用機。
 発動機や武装に大幅な改造を施されたが、フランク自身による工作精度があまりにも低かったため演習中に爆発炎上した
 C-LC型:LCは"Land Carrier(陸上空母)"の略。陸上部隊の母機となるべく開発された。補佐ユニットの任を離れた後期型ジャンパーをはじめ、各種兵器を搭載可能。ゲームでジャンパーやパトカーを搭載しているのはこのタイプ

*1:「キッチンシンク」とか「便器」とかの元ネタがわかるヒトは此処にいるんだろうか…えーと、AD-1スカイレイダーっつー攻撃機が実際に台所やらトイレやらを敵兵の頭上に投下したってのが元ネタ。恐ろしいジョークだな亜米利加人…ちなみに、便器を翼下のパイロンに括り付けたAD-1の画像は結構有名です。普通の面白画像系サイトとかで各種コラ画像とタメを張ってます