化学戦仕様


ケミカルメカリスト完成。WWA自体にはこれから組み込むところ。
ついでだから暫定設定も書き殴ってみる。長いぞー。

帝國軍技術局が開発し、地球支部にて量産し実戦投入した
自律兵器メカリストの発展型。メカリストに搭載された核反応電池は
非常に長時間持続するため、テロリストの戦死により主を失った機体が
かつての戦場を彷徨っているのはよくある事だった。そうした機体の
一部は現地住民によって土木作業用に改造され、帝國軍に掻き回された土地の再建に
一役買う事になる。しかし一方、そうした「幽霊メカリスト」は
若干の知識さえあれば簡単にプログラムや武装の改造が出来たため
過激派や武装勢力によって利用される事例も少なくなかった。


そうした改造機は大概においてリミッターの解除や過剰武装といった
無茶な改造を施されていた為、せいぜい数ヶ月でブリキ人形と化していったが
中には専門的な知識を持つ者が改造した機体もあり、そういった機は
オリジナルのメカリスト同様、高い寿命と強力な武装を備えている訳だ。


このケミカルメカリストはそういった高度な改造が施された機種の一つ。
ホスゲンサリンイペリット等のC兵器を運用可能。防弾性を犠牲に
機動性を特化させており、敵の目の前に突然現れて毒ガスを散布、
あとは全力疾走で撤退する一撃離脱戦法を得意とする。